【日本初の”宝の食材”を生み出す】
高級なアワビが身近な食べ物に!?鍵を握るのは世にも不思議な黒い粉!?
↑岡山県津山市のスーパーで人気となっている地元ブランドの「つやま青うなぎ」
「臭みがなく天然のうなぎに近い味がする」と評判になり、入荷のたびに売り切れる。このうなぎを生産したのは地元のRBCコンサルタント株式会社。
本業は池や川の水をきれいにする水質改善。火山岩の粉と天然ミネラルを配合した「バクチャー」という”黒い粉”を独自に開発、この粉を撒くと水中の微生物が活性化して汚染物質を分解、何もしなくても長期間きれいな水質を保つことができるという。うなぎの養殖にこの技術を応用したことで、これまで養殖業者の大きな負担になっていた水を入れ替えるためのポンプ代や濾過するためのフィルター代などが不要になっただけでなく、常にきれいな水質を保つことで、〝低コストで絶品〟のうなぎの養殖に成功したのだ。そしてRBCの杉山孔太さんが新たに挑戦するのが高級食材「アワビの陸上養殖」だ。アワビは他の海産物に比べて水質の変化に敏感なため、常に水を入れ替える必要があり、その手間とコストから陸上での養殖が難しいとされてきた。果たしてアワビでも”低コストで絶品”を実現することができるのか。